トピックス

 令和6年10月21日(月)、生命環境学部及び生命環境学専攻(修士)の学生を対象に、就職活動座談会を開催しました。
 就職活動経験者として、学部4年生、修士2年生計6名から就職活動について報告があった後、下級生を交えて情報交換を行いました。
 先輩の生の声を聞いた下級生からは、「大変参考になった」「就職活動へのモチベーションがさらに高まった、参加できてよかった」ととても好評でした。

 令和6年9月26日(木)、令和6年度優秀教員奨励制度に係る表彰状授与式が挙行されました。この表彰は令和5年度実績に基づく教員個人評価の結果が特に良かった者に対して行われるもので、本学域からは今回、下記の教員が表彰されました。 

 【奨励賞】
   生命工学科       新森 英之 准教授
   地域食物科学科     片岡 良太 准教授
               石山 詩織 助教
   環境科学科       馬籠 純  准教授
   地域社会システム学科  島崎 洋一 准教授
               門野 圭司 准教授

 式では、中村和彦学長から表彰状が手渡されたほか、生命環境学域を代表して片岡准教授が活動報告を行い、研究等の成果発表や今後の抱負等を述べました。

 

 令和6年7月13日(土)~14日(日)に北海道・富良野にて開催された、(公社)日本生物工学会若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024のポスターセッションにおいて、大学院博士課程統合応用生命科学専攻生命農学コースの村山拳午さん(指導教員:大槻 隆司 准教授)が優秀賞を受賞しました。
 発表タイトルは「微細藻類 Botryococcus braunii NIES836 の単細胞を迅速にコロニー再生させる培養条件の最適化」で、単細胞分離すると再生が困難だった群体性藻類の単細胞から群体を再生する技術を開発し最適化したものです。対象とした藻類はガソリンや軽油の原料となる炭化水素を生産可能で、本研究成果により、従来は遺伝子改変はできても機能解析が困難だった同藻類の解析・応用が急速に進むことが期待されます。生物工学の様々な分野の若手が集う本セミナーにおいて、他分野も含め多くの研究者の注目を集め評価されました。
 受賞した村山さんは「この度は優秀賞を頂き、大変光栄に思います。研究の道は決して平坦ではなく、多くの忍耐が必要ですが、それと同時に微細藻類の研究には無限の面白さが詰まっています。特に、マイナーな領域に焦点を当てることで、新たな発見や価値を見出せることにやりがいを感じています。この研究に携わってくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。今後も研究者として邁進していきたいと思います。」と話しています。

 令和6年8月6日~7日、山梨県の高校生を対象に、公開授業「自然と社会の共生科学」(以下8講座)を開催しました。厳しい暑さの中にもかかわらず、多数の高校生に参加していただき、ありがとうございました。
 大学の授業に触れる機会を通して、学問の奥深さ、面白さを知るきっかけとなれば嬉しく思います。

【自然と社会の共生科学】
8月6日(火)
  生命-1 幹細胞と再生医療(生命工学科:永松 剛 教授)
  生命-2 財政学と財政民主主義(地域社会システム学科:門野 圭司 准教授)
  生命-3 農作物の病気について(地域食物科学科:青木 是直 助教)
  生命-4 農業の現在を知る-気候変動との闘い-(環境科学科:黄瀬 佳之 准教授)

8月7日(水)
  生命-5 食物科学入門(地域食物科学科:望月 和樹 教授)
  生命-6 暮らしを支える水の再生技術(環境科学科:亀井 樹 助教)
  生命-7 遺伝子と先天性疾患(生命工学科:鈴木 堅太郎 教授)
  生命-8 パートナーシップ、あるいは同性婚(地域社会システム学科:稲田 和也 教授)

 公開授業の様子はこちらからご覧ください。

 令和6年8月3日(土)、甲府キャンパスにおいて生命環境学部オープンキャンパスを開催しました。
 当日は県内外より約600名の参加があり、学科紹介、施設見学、研究室見学、模擬講義などの企画を通じ、大学の雰囲気を肌で感じてもらうことのできる機会となりました。
 今回のオープンキャンパスが、参加された皆様の進路選択や学習のモチベーションアップにつながれば幸いです。
 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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