令和7年1月22日(水)、甲府キャンパスにおいて、落合直樹 山梨県観光文化・スポーツ部長が特別講義が行いました。
この講義は、「観光経営論Ⅱ」の一環として実施されたもので、学生にとって、観光業界や行政の最前線で活躍中の専門家から直接学びを得られる貴重な機会となります。
落合部長は、観光客数や観光消費額の推移など山梨県の観光の現状を説明したほか、エリア全体を視野に入れた面的なプロモーションや、一人当たりの観光消費額を向上させるための施策など今後の展望について、また、地域の価値を見直し、伝える力の必要性をお話しくださいました。
学生たちは講義に熱心に聞き入り、講義後の質疑応答では多くの意見や質問が寄せられ、非常に有意義な時間となりました。
令和6年12月24日(火)、東京都立農芸高校の皆さんが大学見学のため、来学されました。
地域食物科学科・片岡良太准教授から学科紹介や本学部で行われている研究についての説明を受けた後、ワイン科学研究センターなどの見学を行いました。研究紹介の場面では、生徒の皆さんから積極的に質問する姿も見られ、有意義な時間となりました。
東京都立農芸高校の皆さま、この度は本学部へお越しいただきありがとうございました。今回の訪問が、進路選択のお役に立てることを願っています。
令和6年11月5日~13日まで、モンゴル生命科学大学の研究者3名が来学されました。モンゴルの若手人材開発の目的で行われているモンゴル工学系高等教育支援事業(M-JEED)の一環で、地域食物科学科の園芸研究室を訪問し、植物成長促進微生物の評価方法についての研修を受けました。
滞在中、一行は学内のさまざまな施設の見学を行ったほか、岸上学域長を表敬訪問し、今後の交流について意見交換を行いました。
令和6年1月16日(木)、国際会議GXI-ZES2025において、環境科学科3年の渡邉琴弓さん (指導教員:島弘幸教授)がPoster Awardを受賞しました。
この本国際会議は、Green Transformation (=脱炭素社会の実現に向けた社会変革)に関する最新成果を共有する目的で、東京科学大学(旧:東京工業大学)が主催したものです。3日間の会期中に64件の口頭発表と51件のポスター発表が行われ、そのうち審査を通過した9名の発表者に対してPoster Award(優秀ポスター賞)が授与されました。
受賞題目 = Osmotic power generation by mixing freshwater and saltwater: its domestic potential analysis
(訳: 海水淡水混合による浸透圧発電の国内ポテンシャル分析)
発 表 者 = Kotomi Watanabe (渡邉琴弓、環境科学科3年生)
受賞した渡邉さんは、「この度の受賞は、日ごろから丁寧にご指導くださる環境科学科の先生方と、いつもお世話になっている研究室スタッフの皆さまのおかげです。この受賞を励みにして、今後も環境科学に関する研究に取り組んでまいります。」とコメントしています。
※国際会議 GXI-ZES 2025 公式ホームページ
(正式名: International Symposium on Green Transformation Initiative and Innovative Zero-Carbon Energy Systems)
2024年12月7日(土)から8日(日)に北海道大学で開催された日本ブドウ・ワイン学会2024札幌大会において、修士課程生命環境学専攻食物・ワイン科学コース2年の大田夢子さん(指導教員:久本雅嗣 ワイン科学研究センター准教授)が、大会発表賞(ポスター発表)を受賞しました。本賞は、研究の発表内容(研究・技術的評価、論理的な展開、説明のわかりやすさ)や質疑応答の能力などを総合的に審査し、審査員から最高得点を獲得した発表に授与されるものです。
受賞題目は「ジグルコシドアントシアニンの高分子色素への変換とワインへの影響」です。本研究はジグルコシド系アントシアニンの特性評価と酸化反応による高分子色素の形成、さらには国産赤ワインのアントシアニン組成を調査するもので、アントシアニンの形態変化の流れと実際のワイン中の反応と関連付けることにより、研究者だけでなくワイン生産者の方にも分かりやすい発表となりました。
受賞した大田さんは、「この度はこのような賞をいただき大変光栄に思います。ご指導いただいた先生方をはじめ、研究室のメンバーへの感謝も忘れず、今後もワイン業界の発展のためさらなる研究に取り組んでいきたいと思います。」とコメントしています。