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令和2年12月5日(土)~6日(日)に開催された、日本ブドウ・ワイン学会2020名古屋大会において、大学院修士課程生命環境学専攻 食物・ワイン科学コース2年の猪狩太基さん(指導教員: 奥田 徹 教授)が大会発表賞を受賞しました。

 日本ブドウ・ワイン学会は,ブドウ・ワイン産業に関する国内唯一の専門学会として毎年1回,全国のワイン産地で開催されておりますが,本年はオンラインでの開催となりました。選考委員会の厳正な審査の結果,猪狩さんの受賞(全体で1件)が決まりました。

 猪狩さんの受賞テーマは「ブドウ中の BSA 非沈澱性タンニンの分布および醸造中の挙動」です。本研究は赤ワインのポリフェノールの中で,これまで報告の無いBSA 非沈澱性タンニンの原料ブドウ中での分布と抽出挙動を調べたもので,赤ワインのポリフェノールの1/4を占める重要なポリフェノールの性質を明らかにしたものです。

 受賞した猪狩さんは「先生方や研究室の仲間など、たくさんの方々に支えられて受賞することができました。ありがとうございました。」と話しています。

受賞おめでとうございます。

 令和2年11月15日(日)~16日(月)に開催された、新学術領域研究「植物構造オプト」第2回若手の会において、大学院修士課程生命環境学専攻・地域環境マネジメントコース1年の市川祐実さん(指導教員: 島 弘幸教授)が優秀発表賞を受賞しました。

 この若手の会は、科研費・新学術領域「植物構造オプト」が主催したオンライン型の研究集会で、同領域に所属する計画班12グループ、公募班12グループから計102名が参加しました。ここで発表した学生・教員の中から、投票によって選ばれた若干名に対して、優秀発表賞が贈られました。

 市川さんの受賞テーマは「樹枝の応力均一分布に関する一考察」です。自然に繁茂する樹木は、枝先の葉に十分な太陽光が当たるように枝を伸ばしつつ、過度な力学的負荷がかからないよう自律的に力学的最適構造を形成していると推測されます。市川さんは、この最適構造を解明すべく、枝の幾何形状や荷重条件と力学応答の相関関係を解析し、研究成果として報告しました。

 受賞した市川さんは「今回優秀発表賞に選出して頂き、ありがとうございます。一生懸命準備をしたことが認められて大変嬉しく思います。島教授をはじめ、ご指導、ご協力頂いた方々に心より感謝申し上げます。」と述べています。

               オンライン集会の集合写真(写真の引用元

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