令和7年1月25日(土)、生命環境学部地域社会システム学科所観光政策科学特別コース所属の学生グループ「FC」(エフ・シー)企画のイベント「将来を悩む大学生へ!~女子大生が伝えるライフスタイルのかたち~」が山梨大学赤レンガ館・オンライン配信にて開催されました。FCは令和6年6月から、人口減少や若者の流出によって地方が抱える課題の解決と将来について悩む学生へ「地方での将来の選択肢」を広げてもらうため、県内各地でさまざまな活動を実施しており、今回のイベントはその集大成となります。
イベントの第一部では、これまでのFCの活動についてメンバーより発表があり、各種活動を通して、地方の良さや魅力を再発見できたこと、また学生や地域を巻き込んだイベントにより新たな交流人口を生み出すことができたことについての成果報告がありました。
第二部では、今村茜 本学特任助教との対談が行われ、親子ワーケーションの魅力や子育てとキャリアの両立についてなどお話しいただきました。
当日は対面・オンラインで約50人の参加があり、参加者からは「将来に対する悩みを解決するきっかけとなった」といったコメントをいただきました。
これからも、FCはさらに多くの大学生に将来の選択肢や可能性について伝えていくとともに、小菅村のように地域に新たに誕生したコミュニティを各種活動・イベントを通して持続させてまいります。
なお、これまでのFCの活動についてはこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
令和7年1月22日(水)、甲府キャンパスにおいて、落合直樹 山梨県観光文化・スポーツ部長が特別講義が行いました。
この講義は、「観光経営論Ⅱ」の一環として実施されたもので、学生にとって、観光業界や行政の最前線で活躍中の専門家から直接学びを得られる貴重な機会となります。
落合部長は、観光客数や観光消費額の推移など山梨県の観光の現状を説明したほか、エリア全体を視野に入れた面的なプロモーションや、一人当たりの観光消費額を向上させるための施策など今後の展望について、また、地域の価値を見直し、伝える力の必要性をお話しくださいました。
学生たちは講義に熱心に聞き入り、講義後の質疑応答では多くの意見や質問が寄せられ、非常に有意義な時間となりました。
令和6年12月24日(火)、東京都立農芸高校の皆さんが大学見学のため、来学されました。
地域食物科学科・片岡良太准教授から学科紹介や本学部で行われている研究についての説明を受けた後、ワイン科学研究センターなどの見学を行いました。研究紹介の場面では、生徒の皆さんから積極的に質問する姿も見られ、有意義な時間となりました。
東京都立農芸高校の皆さま、この度は本学部へお越しいただきありがとうございました。今回の訪問が、進路選択のお役に立てることを願っています。
令和6年11月5日~13日まで、モンゴル生命科学大学の研究者3名が来学されました。モンゴルの若手人材開発の目的で行われているモンゴル工学系高等教育支援事業(M-JEED)の一環で、地域食物科学科の園芸研究室を訪問し、植物成長促進微生物の評価方法についての研修を受けました。
滞在中、一行は学内のさまざまな施設の見学を行ったほか、岸上学域長を表敬訪問し、今後の交流について意見交換を行いました。
令和6年1月16日(木)、国際会議GXI-ZES2025において、環境科学科3年の渡邉琴弓さん (指導教員:島弘幸教授)がPoster Awardを受賞しました。
この本国際会議は、Green Transformation (=脱炭素社会の実現に向けた社会変革)に関する最新成果を共有する目的で、東京科学大学(旧:東京工業大学)が主催したものです。3日間の会期中に64件の口頭発表と51件のポスター発表が行われ、そのうち審査を通過した9名の発表者に対してPoster Award(優秀ポスター賞)が授与されました。
受賞題目 = Osmotic power generation by mixing freshwater and saltwater: its domestic potential analysis
(訳: 海水淡水混合による浸透圧発電の国内ポテンシャル分析)
発 表 者 = Kotomi Watanabe (渡邉琴弓、環境科学科3年生)
受賞した渡邉さんは、「この度の受賞は、日ごろから丁寧にご指導くださる環境科学科の先生方と、いつもお世話になっている研究室スタッフの皆さまのおかげです。この受賞を励みにして、今後も環境科学に関する研究に取り組んでまいります。」とコメントしています。
※国際会議 GXI-ZES 2025 公式ホームページ
(正式名: International Symposium on Green Transformation Initiative and Innovative Zero-Carbon Energy Systems)