トピックス

 令和5年6月6日(火)、大村智記念学術館において、「第15回山梨大学ワイン科学士認定証書授与式」を挙行し、ワイン科学士14名及び準ワイン科学士7名を認定しました。
 「ワイン科学士」は、2014年から本学が実施している「山梨大学ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」(※1)を修了し、認定試験に合格した方に授与されるものです。

※1「山梨大学ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」は、2006年に発足した「ワイン科学特別教育プログラム」を発展させたもので、国産ワインの品質の向上、地域ブランド化、さらにはグローバルスタンダード化を中核となって推進できるフロンティアリーダーの養成を目指しており、2015年12月に文部科学大臣から職業実践力育成プログラムに認定されました。
 詳細はワイン科学研究センターHPをご覧ください。

 鈴木学域長のワイン造りに関する記事が2社の新聞に掲載されました。
ブドウの香りの秘密が解き明かされ、科学の力で新たなワイン造りが進んでいます。

 

 

 令和5年6月6日(火)、大村智記念学術館において、山梨大学大村智記念基金奨学金授与式が行われました。
大村智記念基金奨学金は、本学独自の奨学金であり、学部学生の学業を奨励するものです。
 教育学部、医学部、工学部、生命環境学部の計18名の学生に目録と記念色紙が授与されました。

 生命環境学部受給者
 生命工学科 遠藤 芽依さん   地域食物科学科 成嶋 千鶴さん
 環境科学科 藤村 泰詩さん   地域社会システム学科 門前 まいさん

受給者のみなさんと、鈴木学域長(中央)、奥田理事(右)

受給者のみなさんと、鈴木学域長(中央)、奥田理事(右)

 令和5年5月13日(土)、甲府キャンパスにおいて、国際ブドウ・ワイン科学コンソーシアムOenoviti International「SYMPOSIUM 2023日本大会」を開催し、10カ国からワイン技術者、研究者、学生など約100名が参加しました。
 Oenoviti Internationalは、世界的な視野でワイン産業の課題解決に取り組むことを目的として設立され、フランス・ボルドー大学を主幹とし、世界24か国のブドウ・ワイン関係の教育研究機関が加盟する国際的なネットワークです。
 本学は、このネットワークに2016年に加入し、ワイン科学研究センターを中心に、世界中の研究者と情報交換を行ってきました。
 シンポジウムのオープニングで、中村和彦学長は「本学ではワインに関する教育や研究を1947年から続けており、本学を特徴づける重要な研究分野のひとつ。本シンポジウムでワインやブドウに関する世界的な課題について最新の情報を交換し、さらに研究を進めてほしい」と挨拶しました。
 その後、鈴木ワイン科学研究センター長が、山梨大学のワイン科学教育の歴史と、日本ワインを科学・技術面から支える役割を担っていることを紹介し、Oenoviti international代表のTeissedre教授からは、日本のワインを体験し、相違点を今後のブドウ・ワイン学に生かしていくことの重要性、今回のテーマである環境保護の重要性などについて説明がありました。
 シンポジウムでは奥田理事らの進行により「ワイン事業経営に”自然資本”を取り入れることの破壊的影響」をテーマに、フランスやアルゼンチン、カナダなど7カ国12名の研究者がそれぞれの研究成果を発表しました。
〇シンポジウムポスター

 5月27日(土)に第1回 生殖工学研究会 第70回 発生工学研究センターセミナー が山梨大学大村記念学術館において開催されます。
 今回のセミナーは、ARTの基礎・臨床・倫理─未来を見据えてというタイトルのもと、実験研究者、臨床医、倫理研究者が集まり、これからのARTについて考えることを目的としています。
 後半には参加者も含めたパネルディスカッションと懇親会も予定しています。
 
 みなさまの積極的なご参加をお待ちしています。

※事前登録が必要です。事前登録申込フォーム
※オンライン配信もします。(事前登録後にURLを返信)

〇ポスター~ARTの基礎・臨床・倫理─未来を見据えて~

お問い合わせ先:高度生殖補助技術センター 永松剛
 mail g-nagamatsu@yamanashi.ac.jp      
  tel   055-220-8536               

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