令和3年3月23日(火)、大村智記念学術館において、令和2年度山梨大学卒業式・修了式が行われ、学部生138名(生命工学科 34名、地域食物科学科 28名、環境科学科 27名、地域社会システム学科 49名)が卒業し、大学院生41名(バイオサイエンスコース 20名、食物・ワイン科学コース 14名、地域環境マネジメントコース 7名)が修了しました。
今回の卒業式・修了式は、新型コロナウイルス感染症対策を行い、各学部の卒業生代表者のみの出席により執り行われ、他の卒業生・修了生・保護者には式典の様子がライブ配信されました。卒業式の様子は大学ホームページよりご覧いただけます。
(https://www.yamanashi.ac.jp/30142)
また、生命環境学部では、学科・コースごとに学位授与式を行い、桜の花が咲く構内で記念写真を撮り、恩師との別れを惜しんでいました。
卒業・修了の皆様、心よりお祝い申し上げます。
卒業生の皆さん
令和3年3月6日(土)16:00 令和3年度一般試験(前期日程)合格発表が行われました。
入試方法が変更になり始めての合格発表でしたが、昨年と同様、新型コロナウイルス禍での発表となりました。
合格者番号が掲示されると、自分の番号を見つけ喜びの声を上げる姿や、受験番号を写真撮影する姿が見受けられ、いつもと変わらない合格発表の光景を見ることができました。
合格された皆様、おめでとうございます。4月からは梨大生です。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
本学では、優秀な成績を収めた学生及びその行為が社会的に高く評価される等、学生の模範となりうると認められた学生に対し、学生表彰を行っております。
令和2年度は、生命環境学専攻から2名の学生が表彰対象となり、新型コロナウイルス感染対策として、2月18日(木)に本専攻のみで表彰式を行いました。受賞者の皆さん、おめでとうございます。
【学生表彰(学術研究活動)】
食物・ワイン科学コース 猪狩 太基さん
地域環境マネジメントコース 市川 祐実さん
表彰式の様子
令和2年12月5日(土)~6日(日)に開催された、日本ブドウ・ワイン学会2020名古屋大会において、大学院修士課程生命環境学専攻 食物・ワイン科学コース2年の猪狩太基さん(指導教員: 奥田 徹 教授)が大会発表賞を受賞しました。
日本ブドウ・ワイン学会は,ブドウ・ワイン産業に関する国内唯一の専門学会として毎年1回,全国のワイン産地で開催されておりますが,本年はオンラインでの開催となりました。選考委員会の厳正な審査の結果,猪狩さんの受賞(全体で1件)が決まりました。
猪狩さんの受賞テーマは「ブドウ中の BSA 非沈澱性タンニンの分布および醸造中の挙動」です。本研究は赤ワインのポリフェノールの中で,これまで報告の無いBSA 非沈澱性タンニンの原料ブドウ中での分布と抽出挙動を調べたもので,赤ワインのポリフェノールの1/4を占める重要なポリフェノールの性質を明らかにしたものです。
受賞した猪狩さんは「先生方や研究室の仲間など、たくさんの方々に支えられて受賞することができました。ありがとうございました。」と話しています。
受賞おめでとうございます。
令和2年11月15日(日)~16日(月)に開催された、新学術領域研究「植物構造オプト」第2回若手の会において、大学院修士課程生命環境学専攻・地域環境マネジメントコース1年の市川祐実さん(指導教員: 島 弘幸教授)が優秀発表賞を受賞しました。
この若手の会は、科研費・新学術領域「植物構造オプト」が主催したオンライン型の研究集会で、同領域に所属する計画班12グループ、公募班12グループから計102名が参加しました。ここで発表した学生・教員の中から、投票によって選ばれた若干名に対して、優秀発表賞が贈られました。
市川さんの受賞テーマは「樹枝の応力均一分布に関する一考察」です。自然に繁茂する樹木は、枝先の葉に十分な太陽光が当たるように枝を伸ばしつつ、過度な力学的負荷がかからないよう自律的に力学的最適構造を形成していると推測されます。市川さんは、この最適構造を解明すべく、枝の幾何形状や荷重条件と力学応答の相関関係を解析し、研究成果として報告しました。
受賞した市川さんは「今回優秀発表賞に選出して頂き、ありがとうございます。一生懸命準備をしたことが認められて大変嬉しく思います。島教授をはじめ、ご指導、ご協力頂いた方々に心より感謝申し上げます。」と述べています。
オンライン集会の集合写真(写真の引用元)