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 令和7年1月23日(木)、生命環境学部環境科学科3年の渡邉琴弓さん(指導教員:島弘幸生命環境学域教授)の研究が、(公財)バロック村井博之財団の助成対象として採択されました。
 同財団の助成金制度は、衣・食・住など生活に密着したサステナブルな社会発展に寄与する活動(研究・開発を含む)を対象としたものです。応募資格は、日本国内の大学・大学院、短期大学、専門学校に在学する日本人学生と外国人留学生のみに限られます。
 渡邉さんの研究テーマは「排水から電気を造る『混合水発電』の発電量分析と導入シナリオの提案」です。本研究では、この混合水発電を最適に活用するための導入適地を分析し、具体的な導入シナリオを設計・提案します。この試みは、日本の地理的条件を活かした新しい再生可能エネルギー源の開拓への寄与が期待されます。
 渡邉さんは「先端技術と人間社会の架け橋となるような研究成果が得られるよう、より一層の努力を続けてまいります」とコメントしています。

公益財団法人バロック村井博之財団 2025年度 助成金制度

 令和7年1月29日(水)、甲府キャンパスにて、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)広報部・粂川浩二部長が特別講義を行いました。
 この講義は、観光に関わる先進的な事業に取り組む専門家から直接お話を聞くことができる貴重な機会を学生に提供する「観光経営論Ⅱ」の一環として実施されました。

 粂川部長はJR東海の鉄道事業や近年県内でも話題となっているリニア中央新幹線について、また、コロナ禍を経て取り組みが進んでいる観光の利用促進や地域活性化につながる事業について、例を挙げながら説明を行いました。今回の講義を通じ、学生たちは「高い使命感と志を持って挑戦する心」というJR東海の理念を深く理解することができました。
 講義の最後には活発な質疑応答も行われ、とても充実した時間となりました。

 令和7年1月25日(土)、生命環境学部地域社会システム学科所観光政策科学特別コース所属の学生グループ「FC」(エフ・シー)企画のイベント「将来を悩む大学生へ!~女子大生が伝えるライフスタイルのかたち~」が山梨大学赤レンガ館・オンライン配信にて開催されました。FCは令和6年6月から、人口減少や若者の流出によって地方が抱える課題の解決と将来について悩む学生へ「地方での将来の選択肢」を広げてもらうため、県内各地でさまざまな活動を実施しており、今回のイベントはその集大成となります。
 イベントの第一部では、これまでのFCの活動についてメンバーより発表があり、各種活動を通して、地方の良さや魅力を再発見できたこと、また学生や地域を巻き込んだイベントにより新たな交流人口を生み出すことができたことについての成果報告がありました。
 第二部では、今村茜 本学特任助教との対談が行われ、親子ワーケーションの魅力や子育てとキャリアの両立についてなどお話しいただきました。
 当日は対面・オンラインで約50人の参加があり、参加者からは「将来に対する悩みを解決するきっかけとなった」といったコメントをいただきました。

 これからも、FCはさらに多くの大学生に将来の選択肢や可能性について伝えていくとともに、小菅村のように地域に新たに誕生したコミュニティを各種活動・イベントを通して持続させてまいります。
 なお、これまでのFCの活動についてはこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。

 地域社会システム学科HP
 田中ゼミHP

 令和7年1月22日(水)、甲府キャンパスにおいて、落合直樹 山梨県観光文化・スポーツ部長が特別講義が行いました。
 この講義は、「観光経営論Ⅱ」の一環として実施されたもので、学生にとって、観光業界や行政の最前線で活躍中の専門家から直接学びを得られる貴重な機会となります。

 落合部長は、観光客数や観光消費額の推移など山梨県の観光の現状を説明したほか、エリア全体を視野に入れた面的なプロモーションや、一人当たりの観光消費額を向上させるための施策など今後の展望について、また、地域の価値を見直し、伝える力の必要性をお話しくださいました。
 学生たちは講義に熱心に聞き入り、講義後の質疑応答では多くの意見や質問が寄せられ、非常に有意義な時間となりました。

 令和6年12月24日(火)、東京都立農芸高校の皆さんが大学見学のため、来学されました。
 地域食物科学科・片岡良太准教授から学科紹介や本学部で行われている研究についての説明を受けた後、ワイン科学研究センターなどの見学を行いました。研究紹介の場面では、生徒の皆さんから積極的に質問する姿も見られ、有意義な時間となりました。
 東京都立農芸高校の皆さま、この度は本学部へお越しいただきありがとうございました。今回の訪問が、進路選択のお役に立てることを願っています。

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