2024年12月7日(土)から8日(日)に北海道大学で開催された日本ブドウ・ワイン学会2024札幌大会において、修士課程生命環境学専攻食物・ワイン科学コース2年の大田夢子さん(指導教員:久本雅嗣 ワイン科学研究センター准教授)が、大会発表賞(ポスター発表)を受賞しました。本賞は、研究の発表内容(研究・技術的評価、論理的な展開、説明のわかりやすさ)や質疑応答の能力などを総合的に審査し、審査員から最高得点を獲得した発表に授与されるものです。
受賞題目は「ジグルコシドアントシアニンの高分子色素への変換とワインへの影響」です。本研究はジグルコシド系アントシアニンの特性評価と酸化反応による高分子色素の形成、さらには国産赤ワインのアントシアニン組成を調査するもので、アントシアニンの形態変化の流れと実際のワイン中の反応と関連付けることにより、研究者だけでなくワイン生産者の方にも分かりやすい発表となりました。
受賞した大田さんは、「この度はこのような賞をいただき大変光栄に思います。ご指導いただいた先生方をはじめ、研究室のメンバーへの感謝も忘れず、今後もワイン業界の発展のためさらなる研究に取り組んでいきたいと思います。」とコメントしています。
令和6年11月2日(土)、工学部、生命環境学部、山梨工業会の共催で「ペアレンツデー・ホームカミングデー」を開催しました。
このイベントは、在学生の保護者や工学部・生命環境学部の同窓生を対象に、大学生活を体験していただくことを目的に実施しており、今年で第3回目を迎えました。
当日はあいにくの雨でしたが、約200名の保護者や同窓生が参加。クリーンエネルギー研究センターやものづくり教育実践センター、水素・燃料電池ナノ材料研究センター、ワイン科学研究センターなど、複数の研究施設や大村智記念学術館の展示コレクションを見学しました。また、本学OBでサントリー名誉チーフブレンダーの輿水精一氏(発酵学科 S48卒)による特別講演「世界の注目を集めるジャパニーズウイスキー」も大変好評でした。
夕方には保護者、同窓生、教職員が集い、新酒ワインを楽しむ交流会を開催。和やかな雰囲気の中で親睦を深めるとともに、教職員と学生生活や就職状況について意見交換も行われました。
参加者からは「来年も開催を楽しみにしています」との声を多数いただき、イベントは大盛況のうちに終了しました
令和6年10月30日(水)、就職支援セミナーを開催しました。
生命環境学部では、学部独自でも就職支援活動を行っており、その一環として年に複数回、ガイダンスやセミナー等を開催しています。
今回は、『秋冬インターンシップ対策講座』として株式会社マイナビから講師の方をお招きし、本選考対策・就活準備を進めるうえで大事なことについてご講義いただきました。
実際に、本講義でエントリーシート(ES)の効果的な書き方について、実践的な講義が行われ、後日、学生が実際に作成したESを個別に添削していただける貴重な機会も設けられました。
参加した学生からは、「具体的な情報を得られたことで、インターンシップ参加や採用のプロセスをよりリアルに感じることができた」「就職活動に向けて何を始めるべきかが明確になり、不安が軽減した」といったポジティブな声が多く寄せられ、非常に有意義な時間となったようです。
生命環境学部では、引き続き、将来の目標に向かって頑張る学生をサポートしていきます。
令和6年10月21日(月)、生命環境学部及び生命環境学専攻(修士)の学生を対象に、就職活動座談会を開催しました。
就職活動経験者として、学部4年生、修士2年生計6名から就職活動について報告があった後、下級生を交えて情報交換を行いました。
先輩の生の声を聞いた下級生からは、「大変参考になった」「就職活動へのモチベーションがさらに高まった、参加できてよかった」ととても好評でした。
令和6年9月26日(木)、令和6年度優秀教員奨励制度に係る表彰状授与式が挙行されました。この表彰は令和5年度実績に基づく教員個人評価の結果が特に良かった者に対して行われるもので、本学域からは今回、下記の教員が表彰されました。
【奨励賞】
生命工学科 新森 英之 准教授
地域食物科学科 片岡 良太 准教授
石山 詩織 助教
環境科学科 馬籠 純 准教授
地域社会システム学科 島崎 洋一 准教授
門野 圭司 准教授
式では、中村和彦学長から表彰状が手渡されたほか、生命環境学域を代表して片岡准教授が活動報告を行い、研究等の成果発表や今後の抱負等を述べました。