生命工学科若山研究室の水谷英二助教が、第9回Asian Reproductive Biotechnology Society (10月21日から24日までフィリピンのマニラで開催)でポスター賞を受賞しました。
 受賞研究業績は「Generation of cloned mice by direct nuclear transfer from adult differentiated neural cells (成体マウス脳神経細胞の直接核移植によるクローンマウス作出)」です。これは、独立行政法人理化学研究所筑波研究所遺伝工学基盤技術室との共同研究により、大人のマウスの脳神経細胞からクローンマウスを初めて作出したものです。これまで大人の脳神経細胞からのクローン個体作出は最も難しいと考えられていました。今回、水谷助教は脳細胞を調べることで、エピジェネティック修飾(核のヒストンなどにメチル基がつきDNAの発現が制御されること)の異なる細胞が存在することを見出しました。この細胞が初期化(体細胞が受精卵の状態に戻る現象)されやすいのではと予想し、核移植のドナー細胞とした結果、大人のマウス脳神経細胞から初めてクローンマウスを作り出すことに成功しました。この成果は、iPS細胞などで最近注目を集めている初期化に関する研究を促進する重要な成果であると考えられます。

       
受賞した水谷英二助教          会場の様子


「イッピン!」
日本独自の白ワイン「甲州種」に関する特集です。特に甲州種ワインと和食に関するもので、なぜ甲州種ワインがほかのワインより日本食に合うのか、一部、アミノ酸や鉄などに関する実験データなどを交えて科学の立場から説明します。


残ってしまったワインの保存方法やグラスの選択、飲むのに適した温度などについて、科学的な立場で概説する予定です。
これに関するNHK あさイチのURLは次のとおりです。

11月9日金曜日 お昼12時から『FM富士 GOOD DAY 学び野村』において、山梨大学生命環境学部地域食物科学科 柳田藤寿教授 【ワインを醸造するにあたって重要な役割を果たす『酵母』】についてのインタビューが放送されます。

 以下、インタビューの内容
●美味しいワインにはおいしいぶどう・・・そして醸造家の方の経験やその技など重要だと思っていたのですが・・・・
 発酵させるのに欠かせない『酵母』ということですか?
●ワインをつくる『酵母』って決まった種類があるのですか?
●酵母の種類によって ワインの味、かなり変わってくるのですか?
●珍しい酵母から作られたワインが山梨大学オリジナルワインとして販売されているそうですね!
(どんなワインなのですか? 醸造はどこでされているのでしょうか?)
●今新しい『酵母』で新たなワイン造りに取り組んでいらっしゃるのですか?
 (製品化される予定は?)
●また、柳田先生は 『酵母』だけでなく・・・・
 ぶどうの品種の研究もされているそうですね? 研究から生まれた品種でどんなワインが誕生しているのですか?
●今現在どんな研究をされていらっしゃるのでしょうか?

 今回は「日本ワイン」の最新技術!ここ数年、国際コンクールで頭角を現すなど日本産ワインの躍進が目覚ましい。日本ワインの質を向上させたテクノロジーを追跡!ポイントはワインに適したブドウ作りと酵母だ。また、日本固有のブドウ「甲州」の香りとコクを大幅に高める画期的な醸造技術や、「甲州」の全ゲノムを解析した世界初のプロジェクトなども紹介する。


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