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 令和2年8月11日(火)に文部科学省Webサイトに掲載された「大学における新型コロナウイルス感染症対策の好事例について」に、生命工学科の大山拓次准教授の授業事例が国立大学で唯一紹介されました。
 
 大山准教授の授業事例は「感染リスクに配慮した効率的な授業の実施」で、実験室での実験を想定したオンライン授業と、学生を少人数グループに分け実験室で実験を行う対面授業を組み合わせた、効率的かつ感染リスクに配慮した授業を実現しました。また、限られた実験時間での実験となるため、実験過程の一部を事前に教員が準備し、省略された実験過程は授業内で説明することで、理解を深められるようになっています。
 
 本学では引き続き、学生が安全・安心に修学できる環境を整備していきます。

 今年度、新型コロナウイルスの感染防止、拡大防止のため、オープンキャンパスがWebでの開催となったため直接、教員・学生の話を聞くことのできる場として、8月9日(日)に、オンラインを利用したWeb進学説明会を開催しました。

 各学科で研究紹介や模擬授業、在学生による大学生活紹介、個別の相談会などを開催しました。初めての試みでしたが、高校生や保護者の方に参加いただき、大変有意義な説明会となりました。

 参加いただきました皆さん、ありがとうございました。

 

 令和2年7月27日(月)に、令和2年度優秀教員奨励制度に係る表彰状授与式を挙行しました。
 本賞は、令和元年度実績に基づく教員個人評価の結果が特に良かった者に対して表彰するものです。
   生命環境学域所属の下記の教員に対し、奥田学域長から表彰状の授与を行い、受賞者を激励しました。                                              

【特別表彰】
  生命工学科       新森 英之 准教授
  地域食物科学科     久本 雅嗣 准教授
      環境科学科       片岡 良太 助教
  地域社会システム学科  石塚  迅 准教授

【特別報奨】
  地域食物科学科     乙黒 美彩 准教授

優秀教員奨励

前列左から
久本准教授、新森准教授、奥田学域長、片岡助教、石塚准教授、乙黒准教授

 

 環境科学科の卒業生(大学院博士課程工学専攻環境社会システム学コース2年)の秋葉祐里さん(指導教員:島弘幸教授)が、令和2年5月22日(金)日本物理学会第75回年次大会(2020年)学生優秀発表賞 領域11を受賞しました。同賞は、日本物理学会の活性化に貢献しうる優秀な若手研究者に対して贈られるものです。

 受賞テーマは「冷却速度は火成岩の亀裂形状に関係するのか?」です。火成岩は、マグマが冷え固まってできる岩石ですが、その中でも「柱状節理」と呼ばれる角柱構造を示すものが存在します。この柱状節理に関して、冷却速度や岩石の化学組成といった条件に依らない普遍的な性質があることを示唆する研究成果を報告しています。

 受賞した秋葉さんは、「光栄な賞をいただき、大変嬉しく思います。ご指導、ご協力を頂いた先生方、研究室の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、より一層精進してまいります。」と話しています。

 受賞おめでとうございます。

 山梨大学工学部・生命環境学部の同窓会である一般社団法人山梨工業会から新型コロナウイルスの影響でアルバイトができない等の理由で経済的に困窮している学生に対して奨学金給付の申し出がありました。

 これを受けて山梨大学では、両学部生及び大学院修士課程工学専攻・生命環境学専攻に在籍する学生の中で、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している者に対して返還不要の奨学金1人10万円を31名の学生に給付しました。

 これは、同窓会員の寄附により設立された「山梨工業会奨学基金」を利用し、山梨工業会学生会員に支援を行う制度の一環として実施されたものです。なお、今回の給付においては、奨学金給付を希望する学生の申請に基づき、書類選考を実施して給付学生を決定いたしました。

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