令和7年1月6日(月)、SPARC教育プログラム合同の『講演会&ワークショップ:課題を資源に~逆境を推進力に変換するオモシロガリスト®とは~(仮)』が開催されました。
2回目のワークショップとなる今回は、高知市の土佐山(旧土佐山村)で「地域とともに文化を育む」活動を実現するNPO法人『土佐山アカデミー』主宰・吉富慎作氏を講師に迎え、地域活性化事業の最前線で活躍するプロの生の声を聞く貴重な機会となりました。
講演会では、『土佐山アカデミー』によるNPO活動を通じた地域活性化の紹介例や、そのノウハウが解説されました。その内容からヒントを得て、学生それぞれで考えを深め「自分自身を躍動させる哲学」についての発表がそこで行われました。また、グループで「漢字探しゲーム」などを楽しみつつ、そこから何を学んだのかを振り返りや発表をすることで「思考の転換」について理解を深め、プログラム学生同士で意識を共有することができました。
土佐山地域の活性化において『土佐山アカデミー』が実際に取り組んだことや、現状の様子はもちろん、どんな困難や失敗があったのかといった話を受け、学生たちは、地域に自分の役割をつくることの大切さを理解し、その達成に向けて自分のエネルギーとなることは何なのかを深く考え、たくさんの刺激を得られたようでした。
参加学生からは、「具体化した課題からアイデアを出すことが課題を資源に変えるきっかけになるという学びを得た」という感想があがるなど、充実した『講演会&ワークショップ』となりました。
令和6年11月11日(水)、14日(金)の両日、生命環境学部の2つのSPARC教育プログラムを対象とした『講演会&ワークショップ』が甲府キャンパスで開催されました。
本ワークショップは、SPARC教育プログラム学生の2年次から開講されるSPARC専門科目『地域PBL』を理解するためのプレ講義として実施されたもので、講師は、かつて大手広告代理店でマーケターとして活躍し、現在は自ら立ち上げたマーケティングオフィス「㈱そもそも」による全国の地域ブランディング講習や企業マーケティング講座でファシリテーターを務める赤松範麿氏と元NHKアナウンサー服部彩子氏のお二人です。
講演テーマは『地域の魅力の発見手法』ということで、2日に分けて山梨の魅力の発見手法をワークショップ形式のグループワークで学びました。
1日目は「そもそも発想のウォーミングアップ」と題し、身近な製品「蚊取り線香」にスポットを当て、全体像を深堀し分析、永きにわたって愛され続ける理由をイラスト化し、魅力を探るワーキングが行われました。続けて「山形県米沢市」の事例を題材に、同様のワーキングを行い地域の魅力発見のヒントが示された後、本題である山梨の魅力発見に向け、「自分が思う山梨ならではの魅力」を次回までに持ち寄るという宿題が出されました。
2日目は、1日目のウォーミングアップで会得した手法によって「山梨県の魅力とは?」に対するアイデア出しを行い、そこからさらに「魅力を見える化する」ためのテーマとビジュアル案を決定し、コピーライティングまでを進めます。最終的に各グループの代表がプレゼンテーションによって「新たな山梨の魅力」を発表。優劣つけがたい内容でしたが、人気投票によって大賞が決まり、大盛況のうちにワークショップは終了しました。
今回は「魅力の本質」とは何かについての議論をグループワークで行うことで、PBL学習の「地域の魅力に気づくこと、その魅力を一言(コピー)で表し、他者へ明確に伝える」といった一連の流れを体験でき、広告業界、特にマーケティング分野の最前線で活躍中の専門家から直接学びを得られる貴重な機会となりました。
学生たちからは、「何もないと思っていた山梨の魅力が自分たちの力でこんな形で探し出すことができ、とても勉強になった。山梨の良さをもっと発見できたらいいと思う」といった感想が出され、非常に有意義な時間となったようでした。
令和6年10月1日(火)、【地域課題解決実践プログラム】の受講生6名が決定しました。
SPARC説明会より開始されていた受講生募集に際し、寄せられた志望動機とプログラム参加の意気込みが記された申請書により選考が行われ、この日、CNSの個人メッセージ宛てに決定通知が行われました。
以上の6名とは、10月8日(火)、担当教員と受講生の顔合わせを兼ねた説明集会のなかで、「これからこのメンバーでさまざまな地域課題について実践で学んでいく」という意志を、それぞれ確認しました。
令和6年10月1日(火)、【環境科学の社会実践プログラム】の受講生11名が決定しました。
SPARC説明会より開始されていた受講生募集に際し、寄せられた志望動機とプログラム参加の意気込みが記された申請書により選考が行われ、この日、CNSの個人メッセージ宛てに決定通知が行われました。
以上の11名とは、10月16日(水)、担当教員と受講生の顔合わせを兼ねた説明集会のなかで、「これからこのメンバーでさまざまな自然環境の地域課題について実践で学んでいく」という意志を、それぞれ確認しました。
生命環境学部の『SPARC教育プログラム』についての説明会が、令和6年9月20日(金)の後期ガイダンス後に開催されました。
『SPARC教育プログラム』は、本年度入学生からが対象となっており、プログラムに参加するには1年後期に希望申請をし、選考を経てプログラム生となる必要があります。
後期を目前に控え、この日、プログラムに関心を持った学生に向けて、「環境科学の社会実践プログラム」(環境科学科)と「地域課題解決実践プログラム」(地域社会システム学科)の2プログラムの担当教員から、プログラムの基本的な仕組みと流れが説明されました。
併せて、2年前期(令和7年度)より開講される、プログラムの最も特徴的な科目である【地域PBL】が、どんな内容なのかを理解してもらうため、すでにPBL活動を実践している先輩方によって自らの実践例についてのプレゼンテーションが行われました。プレゼンは充実した内容で反響を呼び、参加学生たちは具体例を見聞することで、よりPBLへの興味と実感を得られたようです。
その後、説明会終了をもってオンラインによる応募フォームより募集が開始されました。