大学院

食物・ワイン科学コース

【食物・ワイン科学コース】 学位:修士(農学)

<教育理念>人類にとって必須な「食物生産」という課題を総合的に解決する人材を育成するために、ワイン科学教育の実績を生かした高度専門教育を行います。

<教育目標>付加価値が高く持続的な食物生産のあり方を、ワインをモデルとしながら科学的に探求し、食品産業を原料生産、加工・販売、安全から経営まで、多面的に見渡すことができる高度専門職業人を養成します。

<教育方法>各種講義・演習による教育に加えて、配属された研究室での演習、文献調査、修士論文ための実験・研究が主な教育内容となっています。大学院生は研究分野を選択し、その研究分野の知識・技術の修得するための学習をしながら修士論文の研究テーマを決定します。指導教員は大学院生に研究の遂行に必要な指導を行います。大学院生は研究テーマに関する文献調査、実験計画を立案し、実験を実施する。研究の進展にともない生じる各種の課題を指導教員と相談しながら解決し、研究成果を学会発表などで発表してプレゼンテーション能力等を身につけていきながら、修士論文を完成させます。このプロセスを通して、大学院生は技術者・研究者として必要な専門知識と技術を修得します。

 主な授業科目と研究テーマ

主な授業科目 指導教員 主な研究の題目
発酵食品学特論 教授 柳田 藤寿 発酵性微生物と発酵食品に関する研究
糖質工学特論 教授 舟根 和美 新しい食品素材の酵素生産法に関する研究
ブドウ栽培学特論 教授 鈴木 俊二 ワイン醸造用ブドウの生理学および病理学
ワイン醸造学特論 准教授 岸本 宗和 ワイン醸造微生物の分類と利用に関する研究
ワイン評価学特論 准教授 久本 雅嗣 ブドウやワイン中のポリフェノールに関する研究
  准教授 乙黒 美彩 ワイン醸造微生物の多様性と醸造特性
  助教 斉藤 史恵 ワインの成分と官能特性に関する研究
  助教 榎 真一 ワイン醸造用ブドウの果実品質に関する生理学的研究
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