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2025年07月25日
『韮崎リノベーションまちづくり』事例調査を実施しました

 山梨県内の地域課題である「空き家対策」と「商店街活性化」の両面について、解決に導いた事例のひとつに、リノベーションで衰退に近かった商店街の再生に取り組んだという韮崎市の例があります。
 この『韮崎のリノベーションまちづくり』の当該地域への現地視察が【地域課題解決実践プログラム】の課外実習として、令和7年7月9日(水)に実施されました。

 今回の訪問先は、韮崎中心街のランドマークでありリノベーションの事業拠点でもある「アメリカヤ」ビルです。アメリカヤは高度経済成長期に建てられた築50年以上の古い物件でした。昭和から平成にかけて賑わいを見せていたアメリカヤの閉鎖にともない、周囲の商店街は衰退に近い状態が続いていたといいます。そんなアメリカヤと周辺商店街がいかにして活気を取り戻していったのか、リノベーションを手掛けたイロハクラフト建築事務所の千葉社長からお話を聞かせていただきました。長らく空ビルとなっていたアメリカヤの復活から始まった商店街再生の物語は、まちづくりに関心を寄せていた学生たちの気持ちに強く響いた様子でした。
 講話後は活性化された商店街を千葉社長の案内で視察することに。実際にまち歩きをすることで、リノベーションで甦った店舗の店主さんからも生の声を聴くことができ、事例調査の現場感を実感することができました。
 今回の事例調査の学びについては、各々の振り返りレポートで発表の予定です。

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