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2026年04月01日
【プレスリリース】ミツバチは「考えて」巣を作る? その驚異的な現場判断力を発見

 環境科学科の島弘幸教授らの研究チームは、ミツバチの不思議な造巣能力(巣作りをする能力)の一端を発見しました。
 ミツバチは、自分の体内で合成した小さな天然のロウ(蜜蝋)をいくつも積みあげることで、六角の巣穴が整然と並んだ巨大な巣を作り上げます。そのみごとな造巣能力は、ミツバチが秘める数々の能力のうちで、最も魅力的な能力のひとつです。しかし、なぜミツバチがこれほど整然とした巣をつくることが出来るのか、その全容は未だ解明されていません。
 そこで島教授らのグループは、あえて六角形ではなく「正方形」の巣穴をミツバチに与えて、その後の巣作りの様子を観察しました。正方形のサイズや配列を様々に変えて試した結果、ミツバチはその違いを敏感に認識して、それぞれ異なる巣作りを行うことがわかりました。

  1.  正方形のサイズがミツバチの頭部よりも「小さい」場合は、初めに用意された正方形の隆起(土台)をすべて取り壊し、全体を更地にしたあとで、通常の六角形の巣穴を作り直しました。
  2.  正方形のサイズがミツバチの頭部よりも「大きい」場合は、正方形の隆起をそのまま利用して、巣作りを行いました。ただしこの場合、ミツバチは正方形の土台の配列のされ方 (レンガ状?格子状?) をも敏感に察知して、それぞれに適した形の巣穴をつくりました。

 上に述べた1.2.の違いは、ミツバチが自分の置かれた状況を賢く判断し、異常事態に対して能動的・建設的に対処していることを意味しています。つまりミツバチは、単に本能的に(何も考えずに)動く 作業員ではない、ということです。状況に合わせて巧みに設計変更できる、柔軟で知的な建築家であることが、この研究からわかりました。

 詳細につきましては大学プレスリリースをご覧ください。

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