2012年05月06日
孝子伝説の解明に挑む(地域食物科学科の柳田教授がテレビ出演しました)

 日本テレビの番組「所ジョージの目がテン 4月28日放映(山梨YBS5月6日)」において、地域食物科学科の柳田藤寿教授の研究室が参画し、岐阜県の養老の滝に伝わる「滝の水が酒に変わった」という孝子伝説の解明に挑みました。柳田教授らは、養老の滝周辺に生息する野イチゴに着目。成熟した野イチゴの果実を滝の水でできた小さな水たまりに入れて1週間ほど放置し、その後、水たまりの化学分析を行ったところ0.5%のアルコールが検出されたもの。すなわち、野イチゴから溶け出た糖分が、野生の酵母により発酵され酒ができたことを証明しました。滝の水がミネラル分を多く含む硬水であったこともアルコール発酵が促進された要因となっています。
 野イチゴのアルコール発酵に関与した野生酵母は、今後、醸造への応用が期待されています。柳田教授らは以前、海から分離した海洋酵母を用いたフルーティーなワインの開発に成功しています。

  山梨大学ワイン科学研究センター


  ワインや日本酒の醸造に用いられる酵母


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