2019年01月17日
岸上教授(生命環境学域)研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択

   生命環境学域(生命農学系)岸上 哲士教授の研究課題「胚環境操作による糖尿病DOHaDモデルマウスの確立と生産」が、国立研究開発法人 科学技術振興機構の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)機能検証フェーズ(第二回公募)の「試験研究タイプ」に採択されました。このA-STEP機能検証フェーズは、「試験研究タイプ」と「実証研究タイプ」により構成されており、企業ニーズの解決に向けた、公募型の研究支援制度(研究費支援)とマッチングプランナーによる産と学のマッチングや事業化に向けての研究開発活動の支援(人的支援)により、産学協働の芽出しをサポートするプログラムです。
 
 現在、日本では糖尿病を含む生活習慣病が大きな問題になっています。糖尿病が強く疑われる成人が推計で1千万人に上り、今後さらに罹患者数は増大すると危惧されています。その発症リスクは、胚や胎児期の環境の影響が大きいことが明らかになりつつありますが、その考えに基づいて糖尿病を研究する最適な疾患モデル動物が確立されていないのが現状です。もしそのような疾患モデル動物が確立できれば糖尿病の予防や治療の研究に大きな貢献が期待できます。
 本研究開発では、新規胚環境操作技術により遺伝的変異によらず成体において糖尿病を自然発症する新規疾患モデルマウスの確立と実用化を目指します。
 山梨大学では平成30年度の「統合応用生命科学専攻」(博士課程)設置に合わせ「生命工学コース」に“胚ゲノム科学部門”を新設し、発生工学研究センターを中心に6つの研究部門の連携により最先端の発生工学分野の課題について統合的研究を推進しています。本研究開発は、望月和樹教授をはじめ部門間共同研究を通じて得られたこれまでの研究成果がもとになっています。

 今回は、新規課題の応募に対し、試験研究タイプに610件、実証研究タイプに157件の応募があり、試験研究タイプ50件、実証研究タイプ10件の採択があり、その試験研究タイプの1件となりました。



 


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