【研究テーマ】水循環に伴う汚染物質の移動と地下水汚染

山梨大学 生命環境学部 環境科学科
教授 坂本 康
ホームページ http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~4lab/

水循環に伴う汚染物質の移動と地下水汚染

 雨や湧き水、川や湖の水、地下水、これら貴重な水資源は、現在さまざまな形で汚染の危機にさらされており、人間生活だけでなく生態系へも影響が現れ始めています。たとえば、 人間活動により地表に排出された物質は、水循環の過程で雨によって地中に入り、地下水・河川への汚染物質になります。日本では農業活動による地下水汚染、アジア等の開発途上国では微生物による地下水汚染などが問題になっています。後者では、水による病原菌の移動と飲用水の汚染が、子どもの死亡率の高さ(5才までの死亡率は日本では1,000人当たり4人であるのに対し、カンボジアは140人など)の一つの原因となっています。
このようなことから、汚染物質が水循環によって地中でどのように移動するか、地下水汚染の原因を調べる方法はないかなどということを、実際の井戸の水質調査,土壌層の模型を使った実験、水質データの統計学的解析、コンピュータモデルによる計算などで明らかにしようとしています。




地中の水の流れのモデル計算結果


地下水汚染の広がりのモデル計算結果

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