【研究テーマ】非対等当事者間契約に生ずる問題を解決するための解釈論及び立法論の研究

山梨大学 生命環境学部 地域社会システム学科
教授 大山 盛義
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地域社会システム学科 大山盛義
 
研究テーマ「非対等当事者間の契約問題」 
担当科目:「雇用と法」「生活トラブルと法」「地域社会システム学セミナーⅠ・Ⅱ」「地域社会システム演習」など
 
 「契約自由の原則」という言葉があります。これは私たちが他人と契約を交わすか否か、その誰と契約をするのか、契約内容をどうするのか、どういった方法で契約をするのか、といったことを自由に決められるという意味です。このように私たちの社会では契約自由が原則です。この「契約自由の原則」は、私たち個々人の能力は平等で、その能力を自由に使えるということが前提になっています。そして自らの自由意思に従って契約を締結したのだから、その契約を守らなければならないという義務が発生します。
 しかし現実社会は、みんなが平等で自由ではありません。金持ちもいれば貧しい人もいる。子供と大人の契約交渉力には差があるでしょうし、毎日商売をしている人と消費者とでは契約に関する情報量も違うでしょう。色々な事情で格差がある人同士も何らかの契約を締結する場合があります。そこでは当事者同士に交渉力や情報量などに格差があることから様々な法的問題が生じます。
 私は、労働契約、フランチャイズ契約、消費者契約など素材にして、こうした「非対等な当事者」間の契約が生じる法的問題の解決策を、解釈論、立法論から研究しています。
 
※     写真は「テミス像」。「正義の女神」とも言われるようです。法の前では、誰でも平等に扱われるという「法の下の平等」を表現しています。
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