【研究テーマ】スマートコミュニティの導入に関する研究

山梨大学 生命環境学部 地域社会システム学科
准教授 島崎 洋一
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社会のあり方とエネルギーの使い方

地域社会システム学科 准教授 島崎 洋一
 
 
 皆さんは、将来、どんな社会になったらいいと思いますか?
 図1は小学生が描いた未来社会の絵です。自然志向(例:となりのトトロ)と技術志向(例:ドラえもん)の社会が描かれています。現代社会は、石油、石炭、天然ガスなどのエネルギー消費により成り立っています。これらの化石燃料は供給安定性に優れていますが、資源枯渇や地球温暖化の問題があります。太陽光、中小水力、バイオマスなど、再生可能エネルギーの期待が高まっていますが、供給安定性や経済性の課題を残しています。今後、社会のあり方と同時にエネルギーの賢い利用方法を考えていくことが重要です。島崎研究室では、21世紀の社会とエネルギーシステムの望ましいあり方について教育研究を行っています。
 現在、次世代型のエネルギーシステムとして「スマートコミュニティ」が注目されています。これは、太陽電池や燃料電池などの技術を組み合わせ、双方向の情報通信技術を用いてエネルギーの需要と供給の両面から最適制御し、集合住宅や工業団地などのネットワーク内で電気と熱を効率的に利用するシステムです。しかし、これらの技術は高コストを理由に地域社会への導入実験が容易にできません。そこで、対象施設のエネルギーデータを収集し、技術の導入効果を目にみえる形で評価するシミュレーション(模擬実験)を行い、望ましいエネルギーの使い方を地域社会に提案しています。
 また、図2は次世代を担う子どもたちを対象にした出前講義の様子です。地域特性を踏まえたエネルギー環境教育の推進にも努めています。
 
 
図1 自然志向社会と技術志向社会

 
図2 エネルギー環境教育の出前講義
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