【研究テーマ】微生物を利用した環境の保全と修復

山梨大学 生命環境学部 環境科学科
助教 田中 靖浩
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 微生物を利用した環境の保全と修復
 
助教 田中 靖浩
 
1. ウキクサと微生物がコラボレーション?
  田んぼや水路、防火水槽などで一面に広がるウキクサ(写真1)を見たことありますか?私達の研究室ではこの何の変哲もないウキクサが、その根っこに住んでいる微生物とコラボレートして(協力して)、環境汚染物質である環境ホルモン関連物質、界面活性剤(洗剤)やアルカン類(重油などの構成成分です)を効率よく分解することを明らかにしてきました。現在は、このウキクサと微生物が持つ機能をより高める研究を行っています。
 
2. 微生物ハンター
 自然界には数多くの微生物が住んでいます(例えば、土1 gあたりには1010個程度、河川水では106個程度の微生物が含まれているんですよ!)。でも、これらのほとんどは私達が培養したことが無い、あるいは培養出来ない(ハンティングされていない)新種の微生物で、その中には優れた環境浄化能を持つものや新しい医薬品を作り出す能力を持つものも含まれることが最近になって分かってきました。私達はこのような新種の微生物を培養化するための技術開発を試みていて、その過程でいくつかの新種微生物の取得に成功しています(写真2)。

 

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