【研究テーマ】気象要因に応じた果樹栽培に関する研究

山梨大学 生命環境学部 地域食物科学科
教授 村松 昇
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モモなど核果類を中心とした研究
 
山梨大学大学院医学工学総合研究部 
教授 村 松 昇
 
山梨県は、山形県、和歌山県と並んで果樹王国と称されるぐらい果樹栽培が盛んな地域です。特に、ブドウとモモの栽培は全国1位の生産量を誇っています。そこで、モモなど核果類を中心とする研究を行おうと考えています。
平成23年9月に着任しましたが、微気象と農業生産に関する研究や、生体センサーの開発による細密に植物体の管理を行うシステム構築する方法の開発を考えています。
山梨大学に着任する前は、農林水産省所管の独立行政法人農業生物資源研究所放射線育種場に勤務し、コバルト60を線源したガンマー線を使った変異体の作出とその解析を行うとともに、線源の管理と放射線業務従事者の健康管理などを担当する放射線取扱主任をしていました。
その関係で、平成24年6月16日(土)に山梨大学と読売新聞甲府支局共催の連続市民公開講座(第3回)においては、「放射線と私たちのくらし~正しく怖がり、上手に利用する~」と題して講義を行いました。
内容は、以下の通りです。
「昨年3月の東日本大震災に起因する福島の原発事故や、イランや北朝鮮による核開発問題など、原子力や放射線にかかわる様々なニュースを最近はよく耳にする。放射線は計測器を使えば測定できるが、目には見えないため、病院でのレントゲン撮影以外は身近な存在ではなく、何となく怖いものと考えられる方も多いだろう。また、今回の事故以来、聞きなれない数値や単位がニュースを通じて世間にあふれ、戸惑われた方も多いかと思う。明治時代の科学者・寺田寅彦の言葉のように「正当に怖がるのはなかなか難しい」ものである。しかし、放射線は、医療や工業、農産物など様々な分野で、追跡調査の目印(トレーサー)、計測、診断、殺菌、育種、治療、年代測定などに利用されてきた。そこで、放射線を利用して植物の新品種を作る研究をしていた立場から、放射線の種類とその性質などの基礎知識を説明するとともに、放射線の利用技術について講義を行いたい(本学市民連続講座HPより)。」
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